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サービス学におけるグランドチャレンジ

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開催報告

第二回国内大会(函館)の前日4月27日(日)に行われたグランド・チャレンジワークショップ(サービス学が取り組むべきグランド・チャレンジを提案しディスカッションする)の結果、参加人数29名、提案発表者15名、4チームに分かれてのディスカッション後、チーム提案が行われました。大会2日目、29日12:15~13:15の発表会、その後の審査の結果、以下の2チームを表彰します。

優秀賞(副賞10万円)

テーマ:サービス学のフレームワーク
チーム代表 原良憲(京都大学)

受賞理由:サービス学のGeneralな課題(サービスケイパビリティ)を取り上げており、学内外の研究者が サービスを共通の現象として標準化して取り組むことのできるグランドチャレンジにふさわしい内容である。 活動計画、プロセスにも説得力があり、特に文理融合の研究活動に資するものとして評価できる。

審査員特別賞(副賞5万円)

テーマ:製造業のサービス化
チーム代表 持丸正明(産業技術総合研究所)

受賞理由:発表時は特に実務界からの反響が高く、製造業のサービス化の重要性を審査員が再認識する内容であった。具体的な研究リソースの蓄積や複数機関が連携して進めることのできるサービス学会の目指す産学融合 の研究活動に資するものとして評価できる。

上記2チームは来年度の全国大会において、グランド・チャレンジを実施する準備を行うSIG(Special Interest Group)として今後一年間活動予定です。2014年6月の理事会にて承認予定ですが、これらのSIGへの参加をご希望の方は、こちらからお申し込みください。今後の活動状況は、随時サービス学会誌にて報告していきます。


開催案内

第二回サービス学会国内大会の開催に先立ち、 大会前日に『 サービス学におけるグランド・チャレンジ(大きな挑戦)』について集中的に討論するプレカンファランスワークショップを開催します。
 サービス学は、経営学やマーケティング、情報工学や設計工学といった個別の研究分野で発展してきており、広範な研究課題に様々なアプローチで取り組んできました。
 サービス学会は文理産学、多分野の研究者・実務家が集う場であり、サービス学研究の拠点となる学会です。そこで、第二回国内大会を期に、新たな学問領域としてのサービス学が挑戦すべき大きな課題(グランド・チャレンジ)について、集中的にディスカッションを行い、今後のサービス学の方向性、 取り組むべき課題を創発的に明らかにしていきたいと思います。現時点で解決が困難だが重要な研究、将来のサービス学にとって必要と考えられる研究などについて、ご提案ください。多くの分野の研究者・実務家のご参加を募集します。

  • 期日: 2014年4月27日(日)15時~ 28日(月)朝 [1泊2日合宿形式]
  • 会場: ホテル函館ひろめ荘
  • 会場詳細: http://www5.plala.or.jp/hirome/index.html 参加定員:30名
  • スケジュール:
  • 15:00~16:40 (趣旨説明10分+ ポジショントーク30人 x 3分 = 100分)
    17:00~18:00 (オープンディスカッション)
    18:20~19:50 (夕食)
    20:00~23:00 (4~5箇所に分かれてテーブルセッション)
  • 送迎バス:
  • 27日:函館市内からホテルまで(14時頃)
    28日:ホテルからサービス学会国内大会会場はこだて未来大学まで(8時頃)

提案募集のお知らせ

共同参加者、若手参加者募集:学会内におけるグランドチャレンジの幅広い議論・活動を行うことを目的とし、提案者と共同して提案する参加者、若手(40歳未満)の方の聴講参加を募集します。この貴重な機会を最大限に活用し、より一層活発な意見交換が行われることを期待しています。意欲的なご参加をおまちしております。希望者はその旨をメールに記載して、service-gc@fun.ac.jp までお送りください(@を半角に変えて下さい)。〆切は設けていませんが、定員を超過した場合には、先着順となりますのでご了承ください。

スケジュール

  • 提案申し込み(ポジションペーパー)〆切: 2013年12月27日(金)2014年1月10日(金)
    お伝えしていた〆切を過ぎましたが、まだ定員に余裕がございますため、暫く提案を受け付けております。提案のございます方は、ぜひ一度ご連絡ください。
  • 採択結果通知(参加可否連絡): 2014年1月10日(金)

登壇資格

 個人会員(正会員・学生会員),賛助会員所属の非個人会員および非会員の方の参加が可能です.登壇者を代表として発表申込をしてください.ただし,発表原稿での著者の順番はこれに従う必要はありません.

発表申込について

 メールで以下のパワーポイント形式のファイルを12/27までに service-gc@fun.ac.jp までお送りください(@を半角に変更して下さい)。

発表形式・ポジションペーパーの形式

発表形式

  1. 口頭発表
  2. 提出するパワーポイント資料に基づき提案を3分程度で紹介していただきます。
会場の都合により定員が30名となっておりますので、定員を超えた場合はポジションペーパー(パワーポイント形式)による査読により参加可否を判定し、通知させていただきます.

以下の各項目について記載したパワーポイントファイルとともに申し込みを行ってください。

・氏名・所属・連絡先メールアドレス
・グランド・チャレンジのタイトルと概要
・学術面から見た取り組むべき理由(価値と困難、なぜサービス学会でなくてはできないのか)
・社会面から見た取り組むべき理由(価値と困難、なぜサービスの問題でなければならないのか)
・課題解決のために必要な3年~5年の研究ロードマップ


参加費

 ワークショップ参加費用は全国大会参加費用とは別(ひろめ荘宿泊費:1万5千円程度の予定。個人での宿泊手配は不要です)になります。支払い方法についてはワークショップ参加者にお知らせします。

参考キーワード一覧

  1. サービス・マネジメント
  2. サービス・マーケティング
  3. サービス・イノベーション
  4. サービス工学
  5. サービス理論
  6. 価値共創
  7. サービスモデル化
  8. サービス計測
  9. サービス設計
  10. サービス品質
  11. 製造業のサービス化
  12. プロダクト・サービス・システム
  13. サービス学の方法論
  14. サービスの新領域
  15. サービス学人材育成
  16. その他(提案内容に具体的なキーワードをご提示ください)

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