時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます.現在,サービス学会では学会誌「サービソロジー」(以下,Sv誌)のJ-Stage公開処理を進めており,本件に関連する著作権の取り扱いについて,ご依頼を差し上げます.
Sv誌の原稿執筆依頼に際しては,著者の皆様に著作権譲渡の旨を確認し,基本的にサービス学会へ著作権を譲渡いただいております.(著者の皆様と協議の上,一部の権利を著者の皆様に留保しているケースもございます.)
この度,J-Stageへの公開に際して,改めて著作権譲渡の管理を見直しましたところ,3号(2014年10月27日発刊.Vol.1, No.3)から9号(2016 年4 月発刊.Vol.3, No.1)までに掲載されている原稿の中で,著者の方から著作権を譲渡いただいたことが確認できないものが複数(約50件程度)含まれていることがわかりました.
うち,何件かは著者の方から「自身は著作権譲渡書を提出した」とのご連絡を頂きましたが,編集長以下,編集体制も既に複数回変わっており,不明分の著作権譲渡書の探索・確認は困難です(※1).本来であれば,譲渡処理が不明な各原稿について,個別に著者に連絡を取り,改めて譲渡処理を頂くことが適切です.しかしながら,人的リソースの面から実現が困難です.
また,編集委員会での聞き取り調査では,これまで著者からの申し出により明確に著作権の一部権利を留保した原稿は1件のみと見られており,不明分についても,依頼時には著作権の譲渡処理がなされていたと推定されます.
そこで,窮余の策として,以下の通り処置をさせていただきたく存じます.3号(2014年10月27日発刊.Vol.1, No.3)から9号(2016年4月発刊.Vol.3, No.1)までの原稿につき,原則,オプトアウト(申告がない限り譲渡と認める)方式で対応をさせていただきます.
なお,2.の場合,連絡を頂いた時点では基本的にJ-Stage上での公開が行われているものと解せられます.この場合,J-Stage上には“撤回したこと”そのものの情報は確実に残す必要があり,情報が残り続けます.(編集部側の手続不備により撤回する旨も記載はされます.) したがって,著作権を譲渡した覚えのない著者の方には,大変ご迷惑をおかけすることになります.
その意味でも,大変お手数ではございますが,上記1.期間中にご連絡を頂ければ幸いです.お取りはからいのほど,どうぞよろしくお願いいたします.